畜産の展示会に参加するため、中国の南昌市(ナンショウ::Nanchang)という町へ行ってきました。ということで、南昌の町の雰囲気をちょっとレポートしてみます。

こちらが南昌の昌北空港。上海から飛行機で1時間ほど。中はきれいだけど、一歩外に出るとがれきが散乱しています(笑)上海万博のマスコットが微笑んでいますが、ちょっとさびしい感じですね。
そしてこれが南昌の街並み。中国はどこもそうですが、最近まで田舎町だったところが整備されて高層ビルが乱立し、急速に発展しています。この写真は中心部で、この郊外に高層マンションがたくさん建設されています。

ここは宿泊したホテルの前にあった公園。とてもきれいに整備されています。公園には大きな噴水があり、夜はライトアップされてちょっとした水のショーが始まります。

水柱は、高いものは10mにおよびます。これを目当てに、家族連れやカップルが大勢集まってきます。

ここが展示会場。江西省だけで1000万頭以上の豚と6000万羽以上の鶏が飼育されていると言いますから、かなりの規模です。中国の展示会には特徴があって、初日に大半の人が訪れ、2日目以降は閑散としてしまうらしい。実際、初日の終了時に早くも店じまいを始めるブースがあって、驚きました(笑)

さて、展示会場を離れて市内へ向かうと、建設中のマンションにこんな垂れ幕がかかっていました。「一口价6,998元/㎡ (分譲価格 平米あたり90,000円)」と書かれています。 聞くところによると、中国のマンションは、内装のない状態(シャワーもキッチンもない)で手渡されるらしく、装備品を後付けで購入しなくてはなりません。ということは部屋の広さにもよりますが、1,500万円から2,000万円くらいの値段になってしまうはずです。
2,000万円と言えば日本の地方都市と大差ない値段で、ここでも中国の不動産バブルの実態が見て取れます。南昌のような地方だと、月給は2-3万円といったところらしいのですが、家を手に入れるために月給の数百倍~千倍のお金が必要ということになるわけです。日本で例えて言えば、月給20万円の人が1億円以上のマンションを購入するのと同じことですから、いかにバブルが過熱しているかが良く分かります。
当然、全員がキャッシュで買えるとは思えませんので、そうした実態を知った上でお金を貸している人が存在するということですね。不動産さえ持っていれば素人でも何億円も借りられた、日本のバブルと同じ構図だと思いました。アメリカのサブプライムの時も、収入のない人が2軒、3軒も家を所有するという異常な現象が起こり、金利が上昇した途端にバブルがはじけて経済が大混乱しましたが、中国で同じことが起きた時の影響はどのようなものになるのでしょうか。

幹線道路では、いまでもオート三輪が現役で活躍していました。オート三輪なんて、僕が幼稚園の頃に地元で数台走っていたくらいですから、今の若い人は誰も知らないでしょうね(笑) ここでは、日本なら道交法違反になるくらいにたっぷりの荷物を積んで、疾走しています(^_^;)

展示会の後は、みんなで食事。これは鳩のグリル。絶品でした。他にも、大好物の蛙料理が出て、大満足w
中国では、食事というのは非常に大きな意味を持っていて、単にコミュニケーションの場であるだけでなく、社会的地位の確認の場でもあります。少ない時でも10人近く、多い時は数十人で食事をしますが、その費用はたいていホスト役が一人で支払います。従って、誰と食事をしたかということがとても大事で、重要な人物と食事の席を共にできる機会を貴重なものと考えるようです。彼らはこうした席で、その繁栄を祝い確認するかのように、何度も乾杯を繰り返します。

展示会が終わり、昌北空港から帰路につきます。空港の中はご覧のような大混雑。増え続ける利用客がさばききれず、来月には隣に新ターミナルが完成する予定だそうです。

空港内のLED看板に映った、レクサスの広告。
「即刻購買ES240、享受最低首付7.38万元 (ES240があなたのものに。頭金わずか100万円で、レクサスをお楽しみいただけます)」 日本円で400万円くらいのグレードの車ですね。広告の内容から中流家庭向けと思うのですが、こういう車が買えるようになったということでしょうか。2年前には日本国内の台数より中国でのレクサス販売台数が上回ったと聞きました。それでもベンツなどのドイツ勢には遠く及ばず、苦戦を強いられているのだそうです。

さて、最後にこちらの写真。なんと書いてあるか、意味は大体分かると思います。
「前進一小歩、文明一大歩」
では問題。この写真はどこで撮影したものでしょうか??
こたえは下で(笑)
アポロ11号のアームストロング船長が言った有名な言葉、「これは一人の人間には小さな一歩でも、人類にとっては偉大な一歩だ」を思い出しますね(^-^)


コメント(2)
中国出張、お疲れ様でした。
私はここ数年、国外出張がないのですが、
社長のブログから、中国の様子が
わかりやすく説明されていて、勉強になります。
乾杯が頻度にあるため、結構辛いです。。。
(苦い記憶が・・・)
私も一歩前へ!
頑張ります。
こんにちは。
中国では、本当に良く乾杯しますよね。幸いにも僕がご一緒した方たちは、あまりお酒を強制しない方なので、とても助かりました(^_^;)
途中から、乾杯の時はグラスに口だけ付けて、飲んだふり、です(笑)
コメントする