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島田義久ブログ

2010年4月 2日(金) 08:14 【事例の紹介】 【家畜糞】 【畜産経営】 【豚糞】 【豚糞】 【食品リサイクル【導入事例】養豚場 S畜産様 その2(豚糞の堆肥化、省力化)

前回お伝えしたS畜産様についての続報です。成分分析の結果がでましたのでご報告します。

前回の記事はこちら。  【導入事例】養豚場 S畜産様

 S畜産様では通常、1週間に一度の切り返しをしながら、2ヶ月間で堆肥化を完了します。そこで今回の試験では、イージージェットJr.を用いて堆肥化期間が短縮できるかどうかを検証するため、イージージェットJr.を用いて1ヶ月間経過したものと、切り返し方式で2ヶ月間経過したものとの成分を比較してみました。

Photo0067.jpg

 結果は下記の通りです。なお、水分調整した生の豚糞を「生豚糞」、イージージェットJr.を用いて1ヶ月間経過したものを「Jr.1ヶ月」、切り返し方式で2ヶ月間経過したものを「切り返し2ヶ月」と表記します。

■含水率

WR1.jpg

 生豚糞Jr.1ヶ月切り返し2ヶ月
含水率(%)66.4 46.7 48.8

■C/N比

CN.jpg

 生豚糞Jr.1ヶ月切り返し2ヶ月
C/N比18.013.113.3

 ■炭素全量(乾物換算しています)

 生豚糞Jr.1ヶ月切り返し2ヶ月
炭素全量(乾物%)41.424.821.3

■全窒素

 生豚糞Jr.1ヶ月切り返し2ヶ月
全窒素(乾物%)2.3 1.9 1.6

 

発酵の度合いを何に求めるかは色々な考え方があると思いますが、今回は炭素の減少によるC/Nの変化に着目してみました。上記の数値を見ていただくとわかりますが、イージージェットJr.で1ヶ月経過したものは、通常の切り返し方式で2ヶ月間経過したものとほとんど差がないという結果になりました。

ちなみに見た目に関しては、イージージェットJr.で堆肥化したものは通気個所を中心に内部まで白く変色しており、放線菌が活発に働いた跡が見られました。

 

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