前回お伝えしたS畜産様についての続報です。成分分析の結果がでましたのでご報告します。
前回の記事はこちら。 【導入事例】養豚場 S畜産様
S畜産様では通常、1週間に一度の切り返しをしながら、2ヶ月間で堆肥化を完了します。そこで今回の試験では、イージージェットJr.を用いて堆肥化期間が短縮できるかどうかを検証するため、イージージェットJr.を用いて1ヶ月間経過したものと、切り返し方式で2ヶ月間経過したものとの成分を比較してみました。

結果は下記の通りです。なお、水分調整した生の豚糞を「生豚糞」、イージージェットJr.を用いて1ヶ月間経過したものを「Jr.1ヶ月」、切り返し方式で2ヶ月間経過したものを「切り返し2ヶ月」と表記します。
■含水率

| 生豚糞 | Jr.1ヶ月 | 切り返し2ヶ月 | |
| 含水率(%) | 66.4 | 46.7 | 48.8 |
■C/N比

| 生豚糞 | Jr.1ヶ月 | 切り返し2ヶ月 | |
| C/N比 | 18.0 | 13.1 | 13.3 |
■炭素全量(乾物換算しています)
| 生豚糞 | Jr.1ヶ月 | 切り返し2ヶ月 | |
| 炭素全量(乾物%) | 41.4 | 24.8 | 21.3 |
■全窒素
| 生豚糞 | Jr.1ヶ月 | 切り返し2ヶ月 | |
| 全窒素(乾物%) | 2.3 | 1.9 | 1.6 |
発酵の度合いを何に求めるかは色々な考え方があると思いますが、今回は炭素の減少によるC/Nの変化に着目してみました。上記の数値を見ていただくとわかりますが、イージージェットJr.で1ヶ月経過したものは、通常の切り返し方式で2ヶ月間経過したものとほとんど差がないという結果になりました。
ちなみに見た目に関しては、イージージェットJr.で堆肥化したものは通気個所を中心に内部まで白く変色しており、放線菌が活発に働いた跡が見られました。

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