生ゴミ処理・汚泥処理・畜糞処理 堆肥化設備のプロフェッショナル

株式会社ミライエ

場所

千葉県

処理物および処理量

豚糞、モミガラ

概要

堆積型堆肥舎にて、イージージェットジュニアを用いて、堆肥化の改善を行い、発酵期間短縮や堆肥品質向上を図った

実施策と効果

通気の改善による処理量の増加

イージージェットの高圧通気による通気改善で、冬期でも安定した処理が可能となりました。

通気の改善による発酵温度上昇

従来方法に比べ、発酵温度が10℃程度上昇しました。

通気の改善による堆肥品質アップ

通気によって堆肥の悪臭が無くなり、含水率も下がり、品質が向上しました。

堆肥舎

S畜産様では肥育豚の糞尿を堆肥舎で堆肥化していらっしゃいます。堆肥舎は、1槽の大きさが幅3m×奥行5mで、
堆肥舎1棟に4つの槽があります。堆積高さは1.6m。豚糞にはモミガラを混合しています。

イージージェットJr.ご利用状況

従来は1週間ごとに処理物の移動をかねて隣の槽に切り返していましたが、作業に時間がかかることと(1槽分の移動に約30分)、移動の時に臭気が発生することが悩みでした。特に日が浅い処理物を移動するときは、中から大量の臭気が拡散します。
そこでS畜産様では、排出された直後の新鮮な豚糞にイージージェットJr.を挿しこむことで、移動(切り返し)時間の節約と臭気の低減を図ることにしました。

発酵温度の推移

ご利用後の発酵温度はおよそ70℃以上に達しました。

ところで一般的に、堆肥の発酵状況を確認するには発酵温度の確認を行います。もちろん発酵温度が上がることは重要なことですが、ただ温度が高ければよいというものではありません。温度が十分に高くても、処理物内部は酸素不足で嫌気状態になっていることがよくあります。
大気中の酸素濃度は21%ですが、堆肥原料の内部の濃度は切り返し直後で15%程度です。しかしエサ(有機物)があると微生物の働きによって盛んに酸素が消費され、酸素濃度がどんどん低下します。酸素濃度と発酵速度とは比例関係にあるとされ、酸素濃度10%~15%が望ましく、2~6%になると反応速度が半分に低下し、一定の濃度を下回ると好気反応は停止すると言われています。(藤田賢二:コンポスト化技術)
実際にS畜産様で計測した際は、切り返しのみの槽では、切り返した数時間後には酸素濃度は3%以下にまで低下していました。 一方でイージージェットJr.を利用した槽では酸素濃度が10%~15%を示し、好気状態であることがわかります。

イージージェット区(酸素 13.2%、温度74℃)

堆積区(酸素 3.3%、温度72℃)

内部は放線菌で白く覆われている

イージージェットJr.を挿しこんだまま1ヶ月半ほど放置し、内部を掘り起こしてみた様子です。掘り起こしても臭気はなく、放線菌が覆って真白に変色しています。全体の半分はかなり乾燥が進んでおり、含水率が30%まで低下していました。
これはこれで水分調整用の戻し堆肥として利用できますが、堆肥として出荷するには水分が低すぎるかもしれません。
この結果を踏まえて今後は、1~2週間程度でジュニアの挿しこみ位置を変えるよう、使い方を工夫する予定です。

堆肥拡大写真

S畜産の社長からは、「発酵が速く、手間がかからない。掘り起こしても悪臭が出ないため、取り出し作業が楽になった。
堆肥がサラサラしていて使いやすい。」との評価をいただきました。

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